同棲の日用品はどっちが買う?洗剤・トイレットペーパーの分担を実データ 232 件で集計
洗剤、トイレットペーパー、ティッシュ、ゴミ袋。ふたりで使うのに、誰が買ったかだけ残らない支出です。カップル向け立替アプリ「ふたりわり」に記録された 6,167 件を集計すると、日用品は 232 件・66 ペア。1 回の中央値は 1,302 円で、42.7% が 1,000 円未満でした。1 ヶ月以上使っているペアでも日用品を記録しているのは 39.0%(食費は 82.9%)。そして記録があるペアでは、金額の 84.3%(中央値)が片方に寄っていました。分担の決め方と、流れないようにする書き方を整理します。
目次
家賃は決めた。食費も決めた。光熱費も折半にした。
それでも毎月、どちらかがひとりでドラッグストアに寄っています。洗剤が切れた、トイレットペーパーが最後の 1 ロールになった、ゴミ袋がない。気づいた人が買う。レシートは財布に入ったまま消える。
ふたりで使うのに、誰が買ったかだけ残らない支出。それが日用品です。
カップル向けの立替アプリ「ふたりわり」に実際に記録されたデータを数えました。
232 件
日用品の立替
全 6,167 件中・66 ペア
39.0%
日用品を記録しているペア
1 ヶ月以上使う 105 組中。食費は 82.9%
84.3%
多く出した側の金額シェア
記録が 3 件以上ある 29 ペアの中央値
実測:日用品は「ふたりの支出」から落ちやすい
数え方
2026 年 10 月 18 日時点で、ふたりわりに記録された立替 6,167 件・330 ペアを対象に、アプリ本体が使っている分類辞書(記録するときにカテゴリを自動で推測している、あの辞書)をそのままかけて数えました。日用品の辞書は「日用品・消耗品・ダイソー・セリア・ドンキ・ドラッグ・薬局・マツキヨ・ニトリ・無印・ホームセンター・カインズ・ティッシュ・洗剤・トイレ・シャンプー・歯磨き」などです。
カテゴリ別に見ると、日用品は下から 2 番目
1 ヶ月以上使い続けている 105 ペアに絞って、どのカテゴリを記録しているかを数えました。
| カテゴリ | 記録しているペア | 比率 |
|---|---|---|
| 食費 | 87 / 105 | 82.9% |
| レジャー | 74 / 105 | 70.5% |
| 交通 | 63 / 105 | 60.0% |
| カフェ | 60 / 105 | 57.1% |
| 日用品 | 41 / 105 | 39.0% |
| 住まい(家賃・光熱費) | 35 / 105 | 33.3% |
| 医療 | 7 / 105 | 6.7% |
住まいが低いのは説明がつきます。家賃や光熱費は口座引き落としで、そもそも立替が起きないからです。片方の口座から自動で出ていくなら、記録するのは精算のためだけになります。
日用品にはその言い訳がありません。洗剤もトイレットペーパーも、必ず誰かがレジで払っています。買っていない家庭は存在しないのに、ふたりの支出として記録されているのは 5 組に 2 組。残りの 3 組では、買った人の個人的な買い物として処理されているということです。
金額が小さいから流れる — 4 割が 1,000 円未満
日用品 1 回の金額を並べると、こうなります。
| 金額 | |
|---|---|
| 最小 | 100 円 |
| 下から 25% | 580 円 |
| 中央値 | 1,302 円 |
| 上から 25% | 2,544 円 |
| 上から 10% | 5,425 円 |
| 最大 | 75,950 円 |
- 1,000 円未満が 42.7%(99 件)
- 2,000 円未満が 66.8%
- 3,000 円未満が 77.6%
立替全体の中央値は 2,100 円、レジャーは 5,400 円、住まいは 10,594 円です。日用品はいちばん小さい——医療を除けば最安のカテゴリでした。
そして日用品が立替総額に占める割合は、記録しているペアでも中央値 2.5%です。
ここに罠があります。1 回 780 円、全体の 2.5%。言い出す理由がない。「次わたしが買うから」で終わらせるのが自然で、実際そうやって流れています。
でも、買う人は偏る
日用品の記録が 3 件以上ある 29 ペアで、金額がどちらに寄っているかを見ました。
| 日用品 | 立替ぜんぶ | |
|---|---|---|
| 片方が回数の 8 割以上を払っていたペア | 34.5% | 26.3% |
| ぜんぶ同じ人が払っていたペア | 24.1% | 16.7% |
| 回数の偏り(中央値) | 71.4% | 66.7% |
日用品は立替全体より偏ります。4 組に 1 組は、記録されている日用品を全部同じ人が買っていました。
金額で見るとさらに寄ります。多く出した側の金額シェアは中央値 84.3%で、29 ペアのうち 23 組(79.3%)は 7 割以上が片方でした。ニトリやホームセンターでのまとめ買い(中央値 4,490 円)が片側に乗るからです。
差額に換算すると、立替額の差は中央値 4,502 円。活動 1 ヶ月以上のペアで年あたりに直すと、中央値 24,647 円/年(23 ペア)に相当しました。
偏ること自体は悪くありません。買い物が得意な人、帰り道にドラッグストアがある人が買えばいい。問題は、偏っているのに記録がないと、精算する手段がなくなることです。
折半は多数派だが、「書き方」で変わる
分け方の内訳はこうです。
| 折半 | 片方が全額 | 比率で分けた | |
|---|---|---|---|
| 日用品 | 68.5% | 28.9% | 2.6% |
| 交通 | 73.5% | 24.6% | 1.9% |
| 住まい | 67.6% | 28.5% | 2.9% |
| 食費 | 62.7% | 32.0% | 5.2% |
| レジャー | 63.5% | 34.1% | 2.1% |
| 立替ぜんぶ | 60.8% | 35.7% | 3.5% |
日用品の折半率 68.5% は、立替全体より 8 ポイント高い。「ふたりで使うものだから半分」が働いています。
ところが、どう書いたかで折半率が大きく変わります。
| 項目名の書き方 | 件数 | ペア数 | 1 回の中央値 | 折半 |
|---|---|---|---|---|
| 品名で書いた(洗剤・ティッシュ・トイレ用品など) | 65 件 | 33 | 1,326 円 | 86.2% |
| 100 円ショップ(ダイソー・セリア) | 52 件 | 19 | 770 円 | 67.3% |
| ニトリ・無印・ホームセンター | 44 件 | 26 | 4,490 円 | 63.6% |
| ドラッグストア | 50 件 | 28 | 1,302 円 | 62.0% |
| ドン・キホーテ | 28 件 | 13 | 1,490 円 | 50.0% |
品名で書いた 86.2% と、ドン・キホーテの 50.0% で 36 ポイントの差があります。
理由は単純です。「洗剤」は折半できるが、「ドンキ」は折半できない。ドン・キホーテやドラッグストアのかごには、共用の洗剤と、片方のお菓子と、片方の化粧品が一緒に入っています。レシートが混ざった瞬間に分け方が決まらなくなり、「まあ全部半分で」か「じゃあ今日はわたしが持つ」のどちらかに倒れる。
対策は 2 つだけです。
- レジで会計を分ける。いちばん速い。共用分だけ先に通して、個人のものは別会計にする
- 分けられないときは、共用分の金額だけ抜いて記録する。「洗剤ぶんの 780 円」でいい。レシートの合計を記録しようとすると必ず止まります
分担の決め方 — 3 行で済む
実データから引ける線は、これだけです。
| 何を | どう分ける | 根拠 |
|---|---|---|
| 共用の消耗品(洗剤・柔軟剤・ティッシュ・トイレットペーパー・ゴミ袋・ハンドソープ) | 折半 | 品名で記録されたものは 86.2% が折半 |
| 片方しか使わないもの(歯ブラシ・化粧品・サプリ・コンタクト) | 各自 | ふたりで使わないので按分の根拠がない |
| 家に備える物(ニトリ・ホームセンターの収納や寝具) | 折半。ただし金額が大きいので記録は必須 | 中央値 4,490 円で、片方に乗りやすい |
迷ったときの判定はひとつです。「相手がいなくても買うか」。買うなら各自、買わないなら折半。
揉めるのは金額ではなく「気づかれないこと」
日用品の 1 回は 1,302 円です。これを言い出せないカップルは、たしかにたくさんいます。でも本当の問題は金額ではありません。
記録がないと、偏っていることに誰も気づけない。片方が 3 ヶ月ドラッグストアに寄り続けても、合計額を誰も持っていないので「わたしばっかり」は感覚のまま残ります。感覚で言うと「そっちも買ってるでしょ」と返ってきて、どちらも証明できません。実データで年 24,647 円の差がついていても、気づくきっかけがないのです。
逆に言えば、記録さえあれば 1 行で終わる話です。月末に合計が出て、差額を渡しておあいこ。折半は既定にして、決めるのは「その場で残すかどうか」だけにしてください。
ふたりわり
本サイト開発元ふたり専用の立替記録 ・ 完全無料 ・ 本サイト開発元
- 登録不要
- 記録は 10 秒
- 折半は既定
- 月末に差額だけ
折半が既定なので、日用品は金額と品名を入れるだけで終わります。片方のものが混ざった日だけ、分け方を切り替えてください。月末に「どちらがいくら渡せばおあいこか」が自動で出ます。
アカウント登録は不要ですが、相手にも App Store / Google Play からインストールしてもらう必要があります。相手を待たずに、ひとりで記録を始めることもできます。
入れる前に計算だけ試すなら、割り勘・立替の精算計算機 がブラウザだけで使えます。同棲の生活費全体の分担を先に決めたいなら 同棲・二人暮らしの生活費シミュレーター があります。
まとめ
- 日用品はふたりの支出から落ちやすい — 1 ヶ月以上使っているペアでも記録しているのは 39.0%。食費の 82.9% の半分以下
- 家賃や光熱費と違って、言い訳がない — 引き落としではなく、必ず誰かがレジで払っている
- 金額が小さいから流れる — 1 回の中央値 1,302 円、42.7% が 1,000 円未満。立替総額に占める割合は中央値 2.5%
- それでも買う人は偏る — 記録が 3 件以上ある 29 ペアでは、金額の 84.3%(中央値)が片方。4 組に 1 組はぜんぶ同じ人
- 差は年 24,647 円(中央値)に相当 — 1 回は小さいが、1 年では小さくない
- 分け方は折半が多数派(68.5%)。立替全体の 60.8% より 8 ポイント高い。割合はもう論点ではない
- 書き方で折半率が 36 ポイント変わる — 品名で書けば 86.2%、ドン・キホーテだと 50.0%。かごが混ざると分け方が決まらない
- 「相手がいなくても買うか」で分ける。買うなら各自、買わないなら折半。あとは記録だけ残す
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よくある質問
Q. 同棲の日用品はどっちが買うのが普通ですか?
分け方としては折半が多数派です。ふたりわりに記録された日用品 232 件を集計すると 68.5% が折半、28.9% は片方が全額を負担していました。立替全体の折半率 60.8% より 8 ポイント高く、「ふたりで使うものだから半分」という判断が働いていることがわかります。ただし実際に買いに行く人は偏ります。日用品の記録が 3 件以上あるペアでは、金額ベースで多く出した側のシェアが中央値 84.3%でした(29 ペア)。ルールは折半でも、レジに立つのは片方というのが実態です。
Q. 同棲の日用品代は月いくらくらいですか?
ふたりの共同支出として記録された分は、月あたり中央値 2,462 円(平均 6,825 円)でした。1 ヶ月以上使っているペアのうち日用品の記録があるものを対象にした数字です。これは世帯全体の日用品費ではありません。各自が自分のお金で買っている分と、記録に残していない分は含まれていません。実際の買い物より少なく出る数字として読んでください。回数は月あたり中央値 1.1 件で、毎日のものではなく「切れたら買う」の頻度です。
Q. 洗剤やトイレットペーパーは折半ですか?それぞれ買うものですか?
共用の消耗品は折半、個人用品は各自が実データでも通っている線です。項目名に品名(洗剤・ティッシュ・トイレ用品・シャンプー・歯磨きなど)を書いた 65 件では 86.2% が折半で、日用品全体の 68.5% より 18 ポイント高くなります。何を買ったかが明確なものは、迷わず半分にできるということです。逆に歯ブラシ・化粧品・サプリのように片方しか使わないものは各自負担にしておくほうが揉めません。判断に迷ったら「相手がいなくても買うか」で分けてください。
Q. 数百円の日用品まで割り勘にするのは細かすぎませんか?
毎回精算するなら細かすぎます。記録するだけなら細かすぎません。日用品 1 回の中央値は 1,302 円、42.7% は 1,000 円未満です。この額をその都度やり取りすると、手間のほうが大きくなります。一方で記録を取らないと差は見えません。日用品の記録が 3 件以上あるペアでは、立替額の差が年あたり中央値 24,647 円に相当していました(活動 1 ヶ月以上の 23 ペア)。折半を既定にして記録だけ残し、精算は月末にまとめて差額だけにするのが現実的です。
Q. ドラッグストアで自分のものと一緒に買ったときは、どう分ければいいですか?
会計を分けるか、共用分の金額だけ抜いて記録してください。実データでもここが崩れます。ドン・キホーテで買った記録 28 件の折半率は 50.0% と日用品の中で最も低く、ドラッグストア 50 件も 62.0% でした。品名で書いたものの 86.2% と比べると差は大きいです。かごが混ざると分け方が決まらないので、片方が「まあいいか」と全額を持つか、逆に全部折半にして雑になります。レジで分けるのがいちばん速く、無理なら「洗剤ぶんの 780 円」とだけ記録すれば足ります。
Q. 日用品を毎回記録するのは面倒ではありませんか?
日用品の記録回数は 月あたり中央値 1.1 件なので、毎日の作業にはなりません。無料アプリ「ふたりわり」なら立替の記録は 10 秒で、折半が既定なので金額を入れるだけで終わります。月末に「どちらがいくら渡せばおあいこか」が自動で出ます。アカウント登録は不要ですが、相手にも App Store / Google Play からインストールしてもらう必要があります。インストールせずに計算だけ試すなら 割り勘・立替の精算計算機 がブラウザだけで使えます。
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