カップルの貯金、平均はいくら? ふたりで貯める方法と共同貯金の始め方【目標額の決め方】
カップルの貯金は平均いくら? 交際中・同棲・結婚前の貯金額の目安と、ふたりで貯める 3 つの方法 (共有口座 / 別口座+ルール / 先取り)、毎月の金額の決め方、収入差があるときの分担、目標額からの逆算、立替の曖昧さで貯金を目減りさせないコツまで解説。
目次
「ふたりで貯金したいけど、いくら・どうやって貯めればいいの?」「共同貯金って、口座は分ける?まとめる?」 — カップルの貯金は、金額の目安と仕組みの作り方さえ押さえれば、ぐっと続けやすくなります。
この記事では、カップルの貯金額の平均的な目安・ふたりで貯める 3 つの方法・毎月いくら貯めるかの決め方・揉めないルールを、同棲や結婚を見据えたカップル向けに整理します。
月 3-6 万円
同棲の共同貯金目安
ふたり合計・収入次第
目標から逆算
が正解
平均より自分たちの額
同じ割合
で貯めると公平
収入差があっても
カップルの貯金額、平均・目安はいくら?
「カップルの貯金額の平均」を示す公的統計はありません。ただ、実際の運用としては次のあたりが現実的なレンジです。
| ステージ | 共同貯金の目安 (ふたり合計/月) | 主な目的 |
|---|---|---|
| 交際中 (同棲前) | 1〜3 万円 | 旅行・記念日・将来の資金 |
| 同棲カップル | 3〜6 万円 | 結婚資金・引越し・万一の備え |
| 結婚を具体的に意識 | 6〜10 万円 | 結婚式・新生活・住居 |
なぜカップルで貯金するのか — 4 つの目的
漠然と「貯めよう」では続きません。目的を決めると金額と期間が決まり、続けやすくなります。
- 結婚資金 — 結婚式・指輪・新生活。最大の目標になりやすい。→ カップルの結婚資金、ふたりでいくら貯める?
- 引越し・同棲開始の初期費用 — 敷金礼金・家具家電でまとまった額が要る。→ 同棲の初期費用
- 旅行・大型イベント — ふたりの楽しみ。短期目標として貯めやすい。
- 生活防衛資金 — 病気・失業など万一に備える現金。生活費の 3〜6 ヶ月分が目安。
ふたりで貯める 3 つの方法
共同貯金の「器」の作り方は、大きく 3 タイプ。未婚カップルは銀行で 2 人名義の口座が作れない点に注意が必要です(詳しくは 未婚カップルの共有口座、作るべき?)。
| 方法 | 仕組み | 向くカップル | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ① 共有口座型 | 片方名義の口座をふたりの貯金用に共用 | 同棲・関係が安定 | 名義人以外の拠出分の証拠を残す |
| ② 別口座+ルール型 | 各自の口座で毎月決めた額を貯める | 交際中・お金は分けたい | 貯めたか相互確認する仕組みが要る |
| ③ 先取り貯金型 | 給料日に自動で貯金用口座へ振替 | 貯めるのが苦手 | 自動化すれば最も続く |
毎月いくら貯める? — 折半 vs 収入比
貯金額の分担で揉めないコツは、「金額の折半」ではなく「割合をそろえる」こと。
- 完全折半(例: ふたりとも月 3 万円): 分かりやすいが、収入差が大きいと低い側の負担感が強い。
- 同じ割合(例: ふたりとも手取りの 15%): 収入が多い側が自然に多く貯まる。収入差があるカップルに最もおすすめ。
生活費は収入比、貯金は同じ割合 —— と分けて考えると、全体の公平感が保てます。家賃や生活費の分け方は 同棲の家賃の分け方 も参考に。
揉めない共同貯金 5 つのルール
- 目的と目標額・期限を先に決める(「結婚資金 300 万円を 3 年で」)
- 毎月の拠出額(または割合)を明文化する
- 拠出の記録を残す(誰がいくら入れたか)
- 引き出しルールを決める(何に使うか・どちらの承認が要るか)
- 定期的に残高をふたりで確認する(月 1 回など)
お金の話を切り出しづらいときは カップルでお金の話を切り出すコツ、最初に決めるべきルール全般は 同棲で最初に決めるお金のルール 5 つ が参考になります。
見落としがち — 貯金を「立替の曖昧さ」で目減りさせない
毎月きちんと貯金していても、日々の立替の貸し借りが精算されないまま溜まると、片方が実質多く負担していることになり、その人の貯金は知らぬ間に目減りします。
「今日は私が出すね」「次は私が」を曖昧にしないだけで、ふたりの貯金は守れます。立替を 10 秒で記録 → 月末にボタン 1 つで精算 する仕組みがあれば、貯金を崩さずに済みます。
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貯まったら次の一手 — 運用へ
生活防衛資金(生活費の 3〜6 ヶ月分)が貯まったら、現金で寝かせ続けるより つみたて NISA などで一部を運用に回す のが定石です。ふたりでの始め方は カップルで始める NISA・つみたて投資 を参照してください。
まとめ
- カップルの貯金は平均より「目標額からの逆算」で金額を決める
- 器は 共有口座型 / 別口座+ルール型 / 先取り型。未婚なら別口座+ルール型から
- 分担は 「金額の折半」より「同じ割合」 が収入差に強い
- 5 つのルール(目的・拠出・記録・引き出し・確認)で揉めない
- そして立替の曖昧さで貯金を目減りさせない —— ここが見落とされがち
「貯める仕組み」と「目減りさせない仕組み」をセットで作れば、ふたりの貯金は着実に増えていきます。
よくある質問
Q. カップルの貯金、平均はいくらくらい?
公的な統計はありませんが、交際中で月 1〜3 万円、同棲カップルでふたり合計 月 3〜6 万円を共同貯金に回すのが現実的なレンジ。ただし大切なのは平均より 「目標額から逆算した自分たちの金額」。結婚資金 300 万円を 3 年で貯めるなら月約 8.3 万円、というように逆算して決めましょう。
Q. 共同貯金はどうやって始めればいい?
方法は 3 つ。(1) 共有口座型 (ふたりの口座にまとめる)、(2) 別口座+ルール型 (各自の口座で毎月決めた額を貯める)、(3) 先取り貯金型 (給料日に自動で貯金用へ振替)。未婚カップルは銀行で 2 人名義口座が作れないため、現実には (2) か (3)、または片方名義の口座を共用するのが一般的です。
Q. 収入差があるとき、貯金額は折半?収入比?
生活費は収入比、貯金は『各自が同じ割合』にするのがバランスのよい考え方。例: それぞれ手取りの 15% を貯金に回す、と決めれば、収入が多い側が自然と多く貯めることになり不公平感が出にくい。完全折半は分かりやすい反面、収入差が大きいと負担感に差が出ます。
Q. 貯金しているのに、なぜか手元が増えないのはなぜ?
日々の立替の貸し借りが精算されず溜まっているのが典型的な原因。「今日は私が払うね」が積み重なって片方が多めに負担していると、せっかくの貯金が実質目減りします。立替を 10 秒で記録し月末に精算する習慣をつけると、貯金が崩れません。
Q. 別れたら共同貯金はどう分ける?
事前に 「拠出割合に応じて分ける」 と決めておくのが鉄則。片方名義の口座に貯めていた場合、もう片方の拠出分が戻らずトラブルになりがちです。毎月の拠出を記録しておけば、解消時も拠出比で公平に分けられます。詳しくは 同棲解消・別れる時のお金。
Q. 貯金が貯まってきたら次は何をすべき?
生活防衛資金 (生活費の 3〜6 ヶ月分) が貯まったら、つみたて NISA などで一部を運用に回すのが定石。現金で寝かせ続けるよりインフレに強くなります。ふたりでの始め方は カップルで始める NISA・つみたて投資 を参照。
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