結婚式の費用、ふたりでどう分担? — 平均・項目別内訳・自己負担を抑える節約術
結婚式の費用平均 (350 万円)、項目別内訳、ご祝儀収入で賄える額、自己負担額の試算、ふたりでの分担方法と現実的な節約のコツまで解説。
目次
「結婚式って結局いくらかかる?」「ご祝儀でどれくらいカバーできる?」「ふたりでどう分担する?」 — 結婚を意識し始めたカップルが必ずぶつかる質問です。
この記事では、結婚式の総額・項目別内訳・自己負担額の試算・ふたりでの分担方法・現実的な節約のコツ を、実数値付きで解説します。
¥300-380 万
結婚式の平均総額
披露宴含むスタンダード
¥3 万円
ゲスト 1 人ご祝儀
平均、関係性で変動
¥110-140 万
自己負担額の目安
70-80 人招待時
結婚式の費用 — 項目別内訳
結婚式の総額は 20 以上の項目 で構成されます。主要なものは以下:
| 項目 | 平均金額 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 挙式 (式場費) | 30〜40 万円 | 約 10% |
| 衣装 (新郎新婦) | 40〜60 万円 | 約 15% |
| 装花・装飾 | 25〜45 万円 | 約 10% |
| 飲食 (1 人 1.5 万円 × 人数) | 100〜140 万円 | 約 35% |
| 写真・ビデオ | 25〜40 万円 | 約 10% |
| ヘアメイク | 8〜15 万円 | 約 3% |
| ペーパーアイテム | 8〜15 万円 | 約 3% |
| 引き出物 (3,500 円 × 人数) | 25〜35 万円 | 約 8% |
| その他 (司会・演出・配信) | 15〜30 万円 | 約 6% |
| 合計 | ¥276〜420 万 | 100% |
ご祝儀収入で実際の自己負担を試算
平均ご祝儀額の目安
- 同僚・友人: 3 万円
- 親戚 (叔父叔母など): 5〜10 万円
- 上司: 3〜5 万円
- 両親 (新郎・新婦の両家): 援助として 50〜100 万円ずつ (家ごと)
招待人数別シミュレーション
| 招待人数 | 平均ご祝儀収入 | 総額目安 | 自己負担額 |
|---|---|---|---|
| 30 人 (家族婚) | ¥90 万 | ¥180 万 | ¥90 万 |
| 50 人 (少人数婚) | ¥150 万 | ¥250 万 | ¥100 万 |
| 70 人 (標準) | ¥210 万 | ¥330 万 | ¥120 万 |
| 80 人 (やや大規模) | ¥240 万 | ¥370 万 | ¥130 万 |
| 100 人 (盛大) | ¥300 万 | ¥430 万 | ¥130 万 |
招待人数を増やすと総額は上がるが 自己負担は逓減 する構造 (1 人増やすと飲食 + 引出物 = 約 2 万、ご祝儀 = 3 万、なので 1 万浮く)。
逆に 家族婚 (30 人前後) は自己負担が一番低いとは限らないことに注意。
ふたりでどう分担?
パターン A: 完全折半
シンプル。自己負担 130 万円なら ふたり 65 万円ずつ。収入差が小さいカップル向き。
パターン B: 収入比按分
月収比で按分。月収 30 vs 20 万 → 自己負担も 6:4。収入差があるカップル向き。
パターン C: ご祝儀比率で按分
各自の招待客のご祝儀 - 各自の招待客の飲食代 = 各自のネット収入。そこから自己負担分を計算。「自分の招待客は自分が責任」 感覚で揉めにくいパターン。
パターン D: 家ごと負担
両家がそれぞれの招待客の分を負担。世代によっては自然 ですが、現代では少数派。両家の世代観も含めて話し合いを。
節約 — 効果が大きい順
① 招待人数を絞る (1 人 -1.5 万)
人数削減は最も効果が大きい節約レバー。例:
- 80 人 → 60 人: 約 30 万円の差
- 100 人 → 70 人: 約 45 万円の差
「義理感で呼ぶ親戚や同僚」を整理するだけで、総額が 10〜20% 下がります。
② 会場のタイプを変える (-30〜50%)
- 専門式場 + ホテル: 平均 350 万
- ゲストハウス: 平均 300 万
- レストランウェディング: 平均 200 万 (持ち込み可で更に減)
- ハウスウェディング (家族婚): 平均 150 万
- 神前式 + 会食のみ: 平均 100 万
会場選びの段階で 「上限予算」を決めてから探す のが鉄則。下見でその場で決めると追加オプションで予算オーバーしやすい。
③ 平日・オフシーズン
土日・春秋を避けて 平日 or 真夏/真冬 にすると 10〜20% 引き。ゲスト負担になるので慎重に。
④ ペーパーアイテム手作り
招待状・席次表・席札の手作りで 5〜10 万円減。Canva 等のオンラインツールで自前デザイン → 印刷会社入稿の流れ。
⑤ 衣装の持ち込み / 提携外利用
ドレス・タキシードを式場提携外で手配 (or レンタルから購入) で 10〜30 万円減。式場の持ち込み料 (5〜10 万円) と比較して判断。
自己負担をふたりで貯める段取り
1 年前: ふたりの目標額確定
- 招待人数の決定
- 会場タイプの決定
- 自己負担額の予測 (上の試算表)
- 援助の打診
6〜12 ヶ月前: 共通口座で自動積立
共有口座 を作って 毎月決まった額 を自動振替。自己負担 130 万 ÷ 12 ヶ月 = 月 11 万円。手取り合計が 40 万円なら可能なペース。
3 ヶ月前: 立替が発生する時期
衣装の前金、装花の打ち合わせなど、片方が立て替える場面が増える。立替記録アプリで都度記録 → 月末に共有口座から精算するとブレない。詳しくは 立替てもらった時のお返し方 も参照。
当日 + 直後: ご祝儀の管理
当日のご祝儀は受付係 (親族 or 友人) が預かり、後日まとめてふたりが受領。会場への当日精算分は クレジットカード払い にしてポイント還元を活用。
まとめ — 「規模で揉めない」が最優先
結婚式の費用問題は、規模 (招待人数・会場タイプ) をふたりで早期に合意できれば、ほぼ揉めません。
- 平均総額 300〜380 万円、自己負担 110〜140 万円
- ご祝儀収入 ≈ ゲスト 1 人 3 万円
- 招待人数の絞り込みが最も効く節約レバー
- ふたりで折半 or 収入比按分が現代の主流
- 共通口座での積立 + 立替アプリの併用が実務的
ふたりで「お金の話」を 30 分話せる関係になれば、結婚式の準備はほぼ乗り越えられます。日常の立替・精算は ふたりわり が手軽です。完全無料、ログイン不要、招待は LINE で URL を送るだけ、相手も App Store からアプリを入れれば、ふたりで使い始められます。
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関連: カップルの結婚資金、ふたりでいくら貯める? / カップルの共有口座、本当に作るべき? / 同棲のお金のルール 5 つ
よくある質問
Q. 結婚式の費用の平均はいくら?
国内の結婚式 (披露宴 + 挙式) の総額平均は 約 300〜380 万円。招待人数 60〜80 人、披露宴を含むスタンダードな式の場合の目安です。家族婚 (10〜30 人) なら 100〜200 万円、フォトウェディングのみなら 10〜30 万円と、規模で大きく変動します。
Q. ご祝儀でどれくらい賄える?
招待人数 × 平均ご祝儀 3 万円 が大まかな試算。70 人で 約 210 万円、80 人で 約 240 万円、100 人で約 300 万円。総額 350 万円の式なら、自己負担は約 110〜140 万円程度に落ち着くことが多いです。
Q. 費用はふたりで折半? それとも家ごと?
現代では ふたりで折半 or 収入比按分 が主流。家ごと負担 (新郎家・新婦家でそれぞれの招待客分を払う) は地域や世代によります。両家の合意がポイント。詳しい分担パターンは お金のルール 5 つ も参照。
Q. 親からの援助は受けるべき?
両親・祖父母からの援助は珍しくありません。贈与税の非課税枠 (年 110 万円) を超えると申告が必要。結婚式 + 新婚旅行 + 新生活で 結婚資金として最大 1,000 万円までの一括贈与の特例 もあるので、援助を受けるなら制度を活用しましょう (税理士確認推奨)。
Q. 節約するならどこから手をつける?
効果が大きい順に (1) 招待人数を絞る (1 人減らすと約 1〜1.5 万円減)、(2) 会場を持ち込み可のレストランウェディングに (装花・衣装・カメラを持ち込みで 30〜50%減)、(3) 平日・オフシーズン挙式 (土日と比較で 10〜20%減)、(4) ペーパーアイテム手作り。会場を変えるレベルの判断は早い段階で。
Q. ブライダルローンは使うべき?
金利 5〜9% が相場で、通常のカードローン (15-18%) よりは低いですが、可能なら避けたい。月々の返済が新婚生活の家計を圧迫します。式の規模を縮小して自己負担を減らすほうが先決。どうしても必要な場合は 50 万円以内・返済期間 12 ヶ月以内 に抑えるのが目安。
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